せかいむすび

「おにぎり」で世界とむすばれる未来をつくる

せかいむすび

概要

「おにぎり」で世界とむすばれる未来をつくる

世界中の人々が東京オリンピックで集うその瞬間、日本のソウルフードであるおむすびを媒介に、"文化の交流"と"味の翻訳"ができたらどんなに素敵だろう?そうした発想から生まれたのが、東の食の会が運営する『せかいむすび』プロジェクト。お米という日本の主食と、各国の具材を組み合わせた「グローバルおむすび」を通して、

・ 日本文化を紹介し

・ 各国の文化を尊重し

・ 食による対話の場をつくる

ことを目指した、未来志向の国際文化発信事業である。

アプローチ

|1|『せかいむすび』という構想──おむすびを世界のプラットフォームに

このプロジェクトの中核には、「おむすびの懐の深さ」がある。米(日本)+具材(世界各国)というシンプルかつ自由なフォーマットによって、世界中の文化や素材を包み込む器になりうるのがおむすびである。『せかいむすび』はこの構造を活かし、「誰もが参加できる日本文化の翻訳装置」として、食卓に小さな国際交流を生み出すことを意図している。

|2|記号ではなく「動作」から生まれるマークの構想

通常、おにぎりのロゴといえば三角形をベースとした記号が多数ある。しかし『せかいむすび』は、あくまで"むすび"のプロジェクトであり、重要なのは「形」よりも「行為」="むすぶ手"。そこで私たちは、完成された三角形のおむすびを描くのではなく、具と米を結ぶ「手」の所作をビジュアル化することに挑戦した。

|3|温もりのある"手"の表現へ──ビジュアル決定の経緯

数々の試作を経てたどり着いたのは、記号的でミニマルな手ではなく"人の体温"や"生活のリアリティ"が感じられる手、つまり、文化や国籍を超えて共感を呼ぶ"誰かが誰かのために作る手"のイメージだった。

|4|文字デザインにも"和"と"食"の品格を

ロゴの和文書体「せかいむすび」には、

・ 和食文化の上品さ

・ おむすびのやさしさ

・ 食卓を囲むあたたかさ

が感じられるよう、骨格の柔らかさと凛とした品のバランスが設計された。

|5|未来に残す"むすび"の文化レガシーへ

『せかいむすび』は単なるフードイベントではない。それは、食を通じた多文化共生の実験であり、小さな"むすび"を通して世界とつながる文化デザインの試みである。

担当領域

ブランディング

まとめ

むすびは、言葉を超えた"文化の通訳"

『せかいむすび』は、「手でむすぶ」「口にする」「記憶に残る」という三重の"体験"によって、世界中の文化と人をつなげるプロジェクトである。そのビジュアルも、記号ではなく、温度と物語を持った"手"と"文字"によって構成された。食べること、贈ること、つくること。そこに込められる想いの強さが、文化を未来へむすぶ力になっていく。

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