グローバル市場に最適化しながら、一貫したブランド体験をどう届けるか?
パナソニックの空質空調社は、換気・空調・空気清浄といった“空気の質”を扱う専門事業としてグローバルに展開している。なかでもアジア・大洋州地域は、世界全体の製品出荷量において重要な比率を占め、国ごとに異なる気候・ニーズ・言語・製品仕様に対応する高い柔軟性と戦略性が求められる市場だ。
本プロジェクトの最大の課題は、「グローバルで統一されたブランドイメージを保ちつつ、各地域の販売現場に最適化された情報設計とプロモーション導線をどう実現するか」という、“一貫性”と“地域適応”の両立である。さらに、コロナ禍以降「空気の質」が消費者にとっても企業にとっても重要な関心事となり、nanoeやziainoといった先進空気テクノロジーの価値訴求も新たなミッションとなった。
我々はこのプロジェクトを通じて、単なるWeb制作やツール開発にとどまらず、「メーカーのグローバル販売戦略を、現場起点で支援し、ブランドの体験価値として可視化する」という本質的な支援を行った。その成果は、効率性・汎用性・ビジュアル一貫性を兼ね備えたWeb構造の構築により、海外販売戦略支援のひとつの完成形として考えている。