|1|ファンシーからの脱却──「大人カワイイ」へのブランド進化
これまでTHREEPPYは、キャラクターグッズやカラフルな雑貨を中心とした"可愛い"に寄ったラインナップで構成されていた。しかし、より長く愛されるブランドとして成長するためには、「誰の暮らしにもなじむ、感度の高い可愛らしさ」が必要だった。そこで私たちは、「大人カワイイ」を独自に定義。
・ 実用性を備えた上品なデザイン
・ 過度な装飾を排した洗練されたラインナップ
・ ファッション・インテリア・コスメまでライフスタイルを包括的にカバー
これにより、若年層はもちろん、30〜40代の女性にも刺さる世界観へと刷新された。
|2|商品構成から世界観を再設計──"使いたい"と"ときめく"の両立
ブランド価値を体感できるのは、何よりも商品そのもの。私たちは商品開発の段階から関与し、以下のような設計思想を取り入れた:
・ 実用性重視のアイテムはシンプルかつ高見えするデザインに
・ ビジュアル映えを意識したアイテムは装飾性と世界観演出を強化
・ 品質と価格のバランスを徹底し、"これで300円?"の驚きを仕掛ける
その結果、実際に使いたくなること・SNSでシェアしたくなることの両立を実現し、従来の「安いから買う」を超えた"愛着"の醸成につながった。
|3|ビジュアルと店舗デザインでつくるブランド体験
ブランドの主張を押し付けるのではなく、商品が暮らしに自然と溶け込むこと。この思想は、VI(ビジュアル・アイデンティティ)や店舗デザインにも一貫して反映した。
・ ロゴ、色、フォントは"主張しすぎない上品さ"で統一
・ 店舗はグレーやナチュラルウッドを基調に、商品が引き立つ構造に
・ 売場演出では"ときめき"を大切にしながら、生活に近いシーン提案を導入
これにより、「300円ショップ」から「私らしい暮らしを見つける場所」へと空間価値が進化した。
|4|SNSで話題から共感へ──拡張するブランドの輪
「大人カワイイ」の明確な世界観は、SNS上でも大きな反響を生んだ。Instagramのフォロワーは約10万から30万へと急増し、「THREEPPYらしさ」に共感する投稿やレビューが自然発生的に広がっていった。